精神障害のうつ病とは

うつ病とは、気分の障害が起こる精神障害の1つとなっています。
身近な病気でもあり、日本人の15人のうち1人が発症すると言われています。
無自覚であることも多く、気づかないケースも少なくありません。
また多くの場合には反復性があるので、うつ状態からの回復は可能であると考えられています。
原因に対する特定はしっかりとは今のところ出来ていませんが、脳の働きが影響していると考えられている場合や環境的な問題などの原因もあると考えられています。
ストレスが引き金になることもあり、辛い体験や苦しい思いを経験することで起こってしまったり、逆に昇進や昇給、結婚など喜ばしい出来事に対しても気持ちが変化に適応できず発症の引き金になってしまうこともあります。
症状は精神面と身体面の両方に伴い、精神面では、意欲・感情・思考の3つに現れます。
身体面にも疾患はあらわれ食欲不振・睡眠障害・性的な機能の低下などが見られ自律神経に対して影響が見られます。
日内変動と呼ばれるものがあり、うつを患っている人の多くに見られるもので、朝が最も悪化している状態であり、夕方になるにつれて気持ち楽になってくるので、日常生活などに支障が出てしまうことが多いです。
治療に有効でもあるのが十分な休養であり、身体を休める事でうつ状態を楽にすることもできます。
他には薬物療法や非薬物療法があり、抗うつ剤には三環系、四環系、SSRI、SNRI、NaSSAの5種類があります。
安全性も高く作用も強い薬がSSRIであり、パキシル、ルボックス、デプロメールなどがあります。
セロトニンに作用することで意欲低下、抑うつ状態、不安などを改善することができます。
抗うつ剤の副作用は消化器系にでることが多く、吐き気や嘔吐、下痢などが挙げられ、性的機能の低下や不眠といった症状がみられることもあります。
うつ病は治療によって改善する事ができるので、焦らずゆっくりと着実に治療を行っていきましょう。